トイトレ、3歳、娘の場合。

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2016年12月9日 金曜日

トイトレ、3歳、娘の場合。

娘がトイレで用を足せるようになりましたヽ(^o^)丿!
 
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3歳と7か月なので、ちょっと遅めですが。
その顛末について、反省を込めて、書きつづっておきます。
 
 

■意外と手こずった・・・
トイトレ、と言っても、私はずぼらなので、がんばってトイトレする派ではありません。
まあそのうち自然と・・・って感じで。
 
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娘は3歳半ぐらいから、「おしっこする」とか「おしっこしたからおむつ替えて」とか言い出したので、そろそろかな? と、トイレに連れて行ったりしてました。
 
しかし、すんなりいくだろうと思ったら、なかなかどうして。
 
娘はあれこれ理由をつけて、意地でもトイレで用を足そうとしないのです。
トイレに変な虫がいるとか、
プリキュアはトイレに行かないとか、
みんな4歳になったら行くとか。

 
私もいろいろ調べて、いろいろ試しました。
ご褒美制にしたり、
兄の排泄を見せたり、
トイレを娘の好きなもので飾ったり。
しかしあんまり効果なし。
 
明らかに、トイレに行ける能力があるのに、不条理な理由で行かない。
連れて行っても泣きわめく。
しかも、私に叱られるのがいやで、おむつに用を足したことすら、隠し始める始末。
 
最初は優しく付き合って、あれこれ諭していた私も、だんだん腹が立ってきて、
 
「なんでトイレでしないの!」
「なんでうん〇したって言わないの!」
「なんでママとの約束守らないの!」
「なんで! なんでなの!」

 
と、声を荒げるようになってしまいました。
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それを見た主人が一言、
 
「あのねママ、
『なんで~なの!』には、意味がないよ
 
 

■『なんで~なの!』には、意味がない
主人は、様々な心理技法の資格を持ち、「心理療法を応用した子供への関わり方」をテーマに定期的に講演活動もしている人間。
 
私は、主人の言うことはありがたく拝聴します。
 
良薬口に苦し・・・なこともあるけど、結果的に、育児がらくになるから。
我が家の育児の羅針盤は主人といってもよいのです。
 
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「『なんで~なの!』には、意味がないって、どういうこと?」
 
まず、『なぜ~』って形は一般的に言い訳を引き出しちゃうんだよ。
これは大人相手でもおなじ」
 
「・・・確かに・・・。
それでしょーもない言い訳されてよけい腹が立っちゃうんだよね」
 
つぎに、子供は語彙がまだ少ないから。
理由を説明するっていうのは、実はけっこう高度な言語操作でしょう」
 
「・・・・・確かに・・・。
『これなに?』『えんぴつ。』ってのとは違うよね・・・」
 
それから、たぶん、明確な理由なんかないから。
ただ、今までと変わったことをするのが抵抗があるだけだから。
新しいことをするのは、それがいいことだって、ストレスになるからね」
 
「・・・・・・・確かに・・・それは薄々、そう思っていた・・・。
『とにかくいや』なんだろーね・・・」
 
「そんな子供に向けて、大人が『なんで~なの!』って声を荒げてる時は、
 
たいてい、自分が怒りたいだけ。
 
思い通りにいかないイライラを発散したいから。
実は、怒るのって、けっこうすっきりするんだよね」
 
「・・・(ぐぅう)・・・。」
 
「で、Cちゃんはますますストレスを受けて、トイレが嫌いになっていきます」
 
「・・・でもさ、じゃあどうしたらいいの? 
Cを見ているとイライラしてしょうがないんだけど!」
 
「魔法の言葉なんかないよ。
思い通りにならないのはお互い様。
 
俺たちにできるのは、
『ママとパパはCちゃんにトイレに行ってほしいと思っている』って伝え続けること。
 
あとはCちゃんがその気になるまで、待つしかないんじゃないかな。
まあ、それまでおむつ代はかさむけど、気長にやろうよ」
 
「・・・・・・ウィッス・・・」
 
 
■「そのとき」は内側から来る
それからも、Cのトイトレはしばらく手こずりました。
けれど私は、「なんで!」と聞きたい自分をぐっと抑え、淡々と、極力淡々と、その後始末をしてました。
 
しかし、それから1週間もせず!
ある朝から、Cは突然、自分からトイレに行き始めたのでした。
 
そしてそれきり、おむつとさよならしました(日中は)。
 
娘の中で「その時」が来たんだなあ、としか思えませんでした。
 
うーん、やっぱり、子供は自分で成長して、自分で変わっていくんだなあ・・・と再認識。
 
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そう思うとともに、叱りすぎ、責めすぎ、追い立てすぎた自分を、猛烈に反省。
多分、「怒り」は、必要なかった。いまならわかるんですが・・・。
 
そしてさらに! 猛反省すべきことが。
なんと日記を読み返したら、長男の時も、同じような経過をたどっていたのです!
 
ぅああ~~、成長していない、私!
 
ここに宣言します!
第3子、Мのときは、絶対に追い立てないぞ!

 




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