肌荒れがよくなった!　～食事編～（ネコバスさん　30代女性　アトピー?　原因不明の顔面の肌荒れ）

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました！
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
 
今日は、サイトの読者さん、ネコバスさんの改善例をご紹介します。
 

 
■改善前、改善後。

 

 

 
ネコバスさんは、二児のママさん。
当サイトの設立当初からの読者さんで、大切なお友達です。
そんなネコバスさんが、原因不明の顔面の肌荒れに襲われ、それを克服なさるまでの経緯を連載にしていきます。
 
ネコバスさんは、重なるストレスで胃腸の調子を崩し、やがて、顔面にひどい肌荒れが!
4軒の皮膚科を受診したものの、どこでも、対症療法的な処方をされるのみで・・・。
 
 

■記録ノートを付けてました。
「佐々木さん、見てください!
当時、こんなノートをつけていました」
 

 

 

 
「うわあー!　すごい!
症状とか、食べたもの、食べた後の体調とか、すっごく細かく書いてある!」
 
「はい、最初から、『食』が症状に影響していることはわかっていました。
なので、胃腸に負担の少ない油・畜産物フリーのメニューを心がけました。
 
ノートを見ると、献立作りに苦心している様子が伺えますね」
 
「素晴らしいノートですね!
食事、食後の症状だけでなく、行動やメンタル的なことも書きとめてあるから、後でかなり参考になりそうですね。
食事はもっとも大きな原因だけれど、それ以外にも要因が見つかるってことは、けっこうありますから」
 

（↑左ページ　『〇〇〇（息子君の名前）とシャワーでもめて大口論　胃痛、息浅く苦しい』
うう、恐るべし反抗期・・・）
 

(↑4軒目の皮膚科を受診したときの記録)
 
「このころは自分で見返しても、かわいそうな時期ですね（笑）。
 
顔は常にどこか腫れてたり、汁が出てたりで・・・。
 

何を食べたら出るのか、生理と関係があるか、更年期障害なのか、とか・・・、
あれこれ原因を考えながら、手探り状態でさまよってました」
 
「覚えてますよ、当時はよく経過報告してくれましたよね。
見守ることしかできず心苦しかったなあ。
 

それでは、
そんな最もつらい症状を改善させてくれた食事を、教えていただきましょう！」
 
 

■食事を変えました
●晩ごはん

・カレイ煮付け
・ほうれん草おひたし
・ポテトサラダ(味付けは塩・レモン汁)
・ご飯
・茄子・豆腐・しめじ・とろろ昆布の味噌汁
 
●翌日の朝ごはん

・ご飯
・大根とワカメの味噌汁
・納豆
・つくりおきおかず(かぼちゃ煮、切り干し大根)
・昨日のほうれん草おひたしを胡麻和えにアレンジ
 
●お昼ごはん
娘のお弁当と一緒に自分の分も作っておくのが定番。

・ご飯
・鮭フレーク(油不使用)
・ブロッコリー
・かぼちゃ煮
・いりこ佃煮(つくりおき、タッパで混ぜて置いておくだけ)
・私のお弁当には大根の漬物、娘のお弁当にはほうれん草胡麻和え。
 
●おやつ　例その1

りんご
 
●おやつ　例その2

・油不使用のせんべい
・砂糖不使用のドライフルーツ
 
「すごい、ほんとに和食になった!」
 
「はい。朝は納豆。
 
昼は魚の缶詰が多いです。さんま、さば、ツナ缶・・・、
サバ味噌煮で味噌汁を作ったりもします。ちょっと甘めになりますが、おいしいですよ」

 
「へえ、斬新!」
 
「で、夜は魚料理です。
 

食材はパルシステムのを使ってます。
お野菜が新鮮なことと、加工品の原材料がシンプルなとこにひかれてます。
 
国産の食材が多いのもいいです。
 
あと、アンケートにも書いた、良いフライパンもおススメです！
ウチはティファールの赤いシリーズ（ルビー・エクセレント／チタンコーティング）を使っています。
 

 
炒め物も、焼きそばも、油なしで全然いけるようになりました。
 
たまに、お肉を焼く時や、ウインナー焼く時も、
『なんで今まで肉の脂があるのにさらにわざわざ植物油を足してたんだろう？！』って感じです」
 
「すばらしい発見ですね!
便利なものはどんどん利用すべきですね!」
 
 
■食事療法の効果
「それで、食事療法の効果はいかがでしたか?」
 
「とても感じました。症状の範囲、出方が軽くなりました。
そして、塗った薬の効き目が切れても、症状が出ないことが多くなりました。
 
ただ、油や畜産物を摂るとてきめんに症状が出ました。
 
っていうのは、
子供たちの用事などで外にいて、時間に追われていたり、時間がなかったりするときは、やむなく、そういうものを口にしなければならないことがあって・・・」
 

 
「ああ、それはよくわかります。
 
私も、長男のためにストイックな制限をしていた時期には同じことを感じましたよ。
油、畜産物抜きの食事や軽食って、外出時はかなり難しいんですよね。
 
ましてや、食事療法の事情を話すほどでもない友人や知人と一緒のときとかはねー」
 
「そうそう。
そういうときには、食後、たいてい症状に襲われてしまって。
 
それに、息子の反抗期も依然続いていたので、
そのストレスが胃腸に響いていたのか、すっきりとはよくならなかったんです。
 
で、そんなときに、ついついやっちゃってたのが、ドカ食いで。
 

 
顔に症状が出てしまっているときには、
『どーせ症状出てるんだから、もう、いーや！』と開き直ってやっちゃうこともあったし、
 
ストレスが溜まってる時には、リラックスしたくなって、
『暴食したら症状でるけど、もういい！いいもん！』って感じでやっちゃうこともありました。
 
ドカ食いするのは、食事そのものだったり、お菓子だったり、普段控えてる油ものだったり、色々でしたけど。
 
食べてる時は幸せなんですが、もちろん、すぐに症状が悪化して、薬を使う羽目になって、
やっちゃったなー・・・と後悔して・・・」
 
「もともとのいろんなストレスの上に、症状が出て、大好きだった食べることに制限がかかったわけですから、これを止めることはなかなか難しいですよね」
 
「そうなんです。
そんなこんなで、数か月は、だいぶ良くなったり、ドカ食いして悪化したりを繰り返していたんです。
 
しかし!
 
その春、娘が幼稚園に入園したことで、自分の時間ができるようになり、
それをきっかけに、事態が好転したんです!」
 
●次回「7　肌荒れがよくなった!　～運動編～
」につづく