子育て支援ブログ 漫画「らくらく子育て研究所」

2022年5月9日 月曜日

アトピーの原因はお米だった(マルちゃん 重症アトピー 四歳女児)

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 
前回に引き続き、重症アトピーが改善したマルちゃん(4歳・女児)についての記事を書きます。
 

重症アトピー・喘息の改善例を紹介する連載記事です。
1 重症アトピーの改善例
2 コロナ禍にアレルギーを発症しやすいわけ
3 アトピーがぶり返してしまったら
4 アトピーの原因はお米だった
(以下執筆中)

 
■改善写真

 

 

 
マルちゃんは、オーストラリア在住。
コロナでのロックダウンによる生活環境の激変にともない、食生活が激変し、重症のアトピーを発症しました。
 
その後、拙著を読まれ、食事療法を実践し三か月でアトピーはほぼ消失
(↓この本です)

 
しかし、その後再び、アトピーが再発
(そのときの佐々木のアドバイスはこちら)
 
そして試行錯誤の末、ついに、お母さんのひかりさんは、マルちゃんのアトピーの原因となっている食材を特定なさいました!
(以後、改行したり、一部太字にしたのは佐々木です)
↓↓↓

まさかと思っていましたが、娘のアトピーの最も酷くなる原因は米だったみたいです
 
(佐々木注:食事療法の)最初の数ヶ月は米を完全に抜いていたんですが、ある程度綺麗になってからは米は少しずつ追加してその後は普通にあげていました。
血液検査で小麦に反応があってからはグルテンフリーに変えて、おやつのクラッカーもやめて、そしたら気付けばコメ過多になっていました。
 
アレルギー専門医には小麦は特別リアクションが無い限りは避ける必要はないと言われていたのですが、念のため避けてみたのが仇になっていたみたいです。

 
なるほど、小麦を避けようとして、米の摂取が増えたということですね。
そして、ひかりさんが、お米が原因では、と思ったのは、こんなことがあったから。
↓↓↓

このひと月くらい、クリスマスとニューイヤーホリデーで、食事に気をつける余裕なんか無いほどで、ピザやらホットドッグやら肉やらミルクやらかなり頻繁に摂取していたんですが、アトピーは酷くなるどころか脚に少し出てるくらいで掻いたりもせず、顔はツルツルつやつやになっていました。
魚は食べてましたが米はほとんど食べていませんでした
 
ホリデーが終わって食事を元に戻して米を3食にしたら一気に次の日からアトピーが出始めて痒がってしまい、大好きな米を断念、、、
 
でも小麦にlgE抗体値が多少あるので、また過食になると良くないと思い、芋、食パン、めん類(薄力粉系)に変えてみたところ、またみるみるアトピーが収束してきました。

 
素晴らしい観察眼だと思います!
マルちゃんのアトピー症状はお米の摂取量が影響していたわけですね!
 
アトピーの原因となっている食材を特定するためには、とにかく、食事を管理し、実験と観察と考察を繰り返すことが大切です。
しかし、お子さんが患者のときには、そう思い通りにはいきません。
 
そんなときは、ひかりさんのように、とにかく、注意深く観察することが大切。
アトピーが出る前に、何を食べているのか、何をしているのか。
また、アトピーが出ないときには、どうだったのか。

 
アトピーの原因は、いつも、生活の中にあるんです。
 
 
■アトピーとお米の種類
ちなみに、お米と言ってもいろいろあり、
現在、日本で普通に流通しているお米は、もちもちしているコシヒカリ系で、このもちもち成分が、痒みの原因になりやすいと言われています。
 

(ごはん単体でもいける!コシヒカリ)
 
ですから、お米が原因であると疑われるときは、もちもち成分がすくない、サラサラ系のササニシキやユキヒカリに変えてみると、症状が出ないということがあります。
 

(現在は主にお寿司屋さんで、脂ののったネタを引き立てているササニシキ)
 
もともと日本人が食べていたお米は、サラサラ系統だったのですが、近年の食の嗜好の変化などにより、おコメ市場はもちもち系統に席巻されてしまいました。
 
このことが、近年のアトピー患者急増の原因の一端であるという見方もあります。
また、たまに聞く「留学先でアトピーが治った」という話の真相は、留学先でこのもちもち系統のお米を食べなくなったから、なんてケースもあるんじゃないかと、私はひそかに考えております(もちもち系統の米を食べているのは、日本をはじめとしたアジアの数国だけなので)
 
とはいえ、その傾向にも個人差があります。
実際、マルちゃんも、オーストラリアで売られているサラサラ系であるロングクレーン種に変えてみたけれど、症状が出たとのことでした。
 
そんなときは、お米のたんぱく質をカットしたAカット米にするか、
芋や薄力粉系の麺類を、お米の代用とするのがいいようです。
 
 
■お米が食べられるようになるかも
お米が食べられないとなると、日本人としてはちょっと気落ちしてしまいますよね。
 
しかし、食事療法を続けることによって、ある時点で症状の原因になっていたお米が問題なく食べられるようになる、ということも、じゅうぶんにありえます。
 
というのは、アトピー患者さんの胃腸は、油や畜産物や砂糖の摂りすぎにより、腸内環境が悪化していることが多いのですが、
 
アトピーがでない食生活=自分の消化能力をオーバーしない食生活を続けることにより、腸内環境が改善し、胃腸が本来の消化力を発揮できるようになるからです。
 

 
ひかりさんも、すでに、マルちゃんのアトピーについて、こんな実感をしてらっしゃいます。

以前は乳製品や卵は確実にアトピーに反応しているなという印象だったのですが、最近は免疫ができてきたのか時々摂取してもあまり反応が出なくなりました。

 
マルちゃんの胃腸の機能が確実に回復してきているのが分かりますね。
このまま順調に回復していけば、大好きなお米をまた食べられる日も、近いかもしれません。
 
 
そして、このような胃腸の回復は、アトピーの回復にとどまらないよい効果を生むことが、ままあります。
次回はマルちゃんに起きた、よいことについてです。




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