子どもが喜ぶ料理と母の愛、はむすびつかなくていいと思う。

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2020年9月7日 月曜日

子どもが喜ぶ料理と母の愛、はむすびつかなくていいと思う。


こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 

こんな活動をしていると、
アレルギーのお子さんを抱えたママさんに、食事のアドバイスを求められることが時折あります。
 
そして、アドバイスをしてみると、
 
「なるほど、和食が体にいいことはわかりました。
 
けれど、子供たちが喜ばないものは作りたくないんです、
子供たちは私の愛情たっぷりのゴハンが大好きなので」

 
と返されることが、これまでも何度かあったし、つい最近もありました。
たいていが、料理上手の、パーティ系料理を得意とするママさんです。
 

 
反論したことはないです。考え方は人それぞれ。
ただ私は異論をもっているので、それについて書いてみます。
 
 
意外かもしれませんが、料理が愛情と結び付けて語られるようになったのは大正時代です。
 
それ以前の料理はただの作業でした。
 
梅仕事、タケノコ仕事という言葉に表されるように、
畑から掘り起こしたり、釣ってきたりしたままのものを、
土間や台所で、食べられる状態にまで処理すること、それが主婦に求められたスキルでした。
 

 
調味料も調理方法も限られていて、向こう三軒両隣がほぼ一様、
そこに、調理人のオリジナリティや特別なスキルは要求されませんでした。
 
これが変わったのが大正時代。
 
栄養学が導入され、女学校で教えられ始めるとともに、
家庭の若い主婦を狙った雑誌が立て続けに創刊され、
 
「最新の栄養学を学ぼう」
「愛情をこめた栄養たっぷりの特別なお料理をつくろう」
「先進的な外国のお料理で家族を喜ばせるのが進歩的な主婦」

 
というスタンスが示されたのです。
 

 

 
この概念が今も私たちを縛っていると言えます。
 
もちろん、栄養という概念は大切です。
それをある程度コントロールすることも必要です。
 
しかし、忘れてはならないのは、
 
栄養学とは、他のさまざまな科学的な学問と同じように、常に未完の学問であり、
明日にも、昨日までの常識が塗り替えられる可能性があるということです。
 
この時代に、日本人の体格を欧米人並みによくするためにと、国の主導で油や畜産物の摂取が促されたことや、
「植物油はとにかく体にいい」という「リノール酸神話」が生まれたこと、により、
 
結果的に、アトピーなどのアレルギーが激増したのも、
この「栄養学至上主義」の流れの上に、まちがいなくあります。
 
この対極にある食事が、伝統食。
 

 
或る民族が長い年月をかけてたどり着いた食生活は、
完璧ではないにしろ、その地で出来得る限りの理想形に近づいていきます。
 
もちろんそこには風土的な限界があり欠点があり、
日本人について言えば、ながらく、おもにタンパク質不足だったわけですけれど、
 
だからと言って、昭和60年代以降の日本のように、
民族的な食習慣が崩壊(欧米化)するような変化は、いきすぎだと言えます。
 

 
だから我が家は取りあえず、
そういうことが起こるちょっと前の、
また、伝統食としての和食が抱えていた欠点がある程度改善された、昭和30年代の食卓を、日々再現し、
子供たちのアレルギーが出ない状態を維持しているわけです。
 
それにあたり、昔の主婦が土間や台所でしていた作業は、
企業さんとかスーパーさんとかが丁寧にやってくださっているので、
私のすることは、正直、あんまりないです(笑)
 
だから日々、15分ぐらいで食事の準備をし、
空いた時間を、子どもとの時間に使っています。
 
 
子どもの幼稚園バックを自作しないママは愛情がない、そんな見方が馬鹿らしいのと同じように、
子どもへの愛情を表すのに、手の込んだ料理は絶対条件ではないと私は考えます。
 
今の時代、子どもの健康を守るために必要なのは、食品を、加工品を見る目です。
 
食べたいものを食べたいだけ買えるようになったいま、
むしろその欲求を、外食・内食においても家庭の食卓においても、抑え、管理するスキルが不可欠です。
 
当サイトとしては、まず植物油、畜産物、砂糖を控えた食生活が大切だと考えています。
(添加物や農薬やその他もろもろを控えることに先んじてです)
 
子どもの味覚を軸に献立を組むと、ここがどうしても難しいのです。
 

 
母親なら子どもを凝った手料理で満足させなければならない?
そんなこと、ないですよ。
 
食卓は子どもの身体をつくるところです。
喜ばせるところではありません。
喜ばせたいならば、まず、子供に食前の運動させることをお勧めします。
 
子どもの心に寄り添う場所は、食卓以外にもたくさんあるのですから。




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