ダンナはジャンクフード星から来ました。(T・Tさん 30代男性 重症アトピー)
1 写真とアンケート
2 ダンナはジャンクフード星から来ました
3 母親Sを味方につけるには
4 魚嫌いの魚生活。
5 小腹満足! ちゃんと計量! 蒸しパンレシピ
6 重症アトピーが治ったごはんと簡単レシピ その1
7 重症アトピーが治ったごはんと簡単レシピ その2
8 元重症アトピー、完治状態を維持! もう長崎ちゃんぽん食べても痒くならないぞ!
 
■改善前、改善後。
(beforeの写真は、これでも、症状が改善し始めてからのものだそう)

 
 

 
 

 
 

 
私と映っているのは、わたしの従姉のあっこちゃんと旦那様のT・Tさん。
重症アトピーだったご主人、T・Tさんと、
ご主人を食事療法で完治に導いた奥様、あっこちゃん!
 
それでは、あっこちゃんと私の、食餌療法セキララトークをどうぞ!
 
 
■ダンナはジャンクフード星から来ました
「とにかく、うちの旦那は食生活がひどかったんだよ」とあっこちゃん。
 
「特に結婚前、毎日のように食べていたものは、
 
マーガリンといちごジャムのパン、
 
カップラーメン、
 
赤いき〇ね(どん兵衛よりマルちゃん派らしい・・・どーでもいいわぃ)、
 
カルボナーラ、
 
肉(の脂身大好き)、
 
マックのテリヤキバーガーセット、Lサイズのジンジャーエール(過去にバイトしていたほど好き)」
 
「うわあ・・・野菜がないじゃん・・・」
 
「野菜ジュース=野菜だと信じてたタイプでさ」
 
「ああ~・・・」
 
「で、味の濃いものにはマヨネーズをつけて味をマイルドにする、というつわものでさ!」
 
「え? マイルド? …余計濃くなるんじゃ?」
 
「理解不能だよね。
やっぱり、味覚障害だったんだよ、たぶん」
(※栄養が偏ってると亜鉛不足になって味覚障害になります!)
 
「うーん、
そりゃあ、長生きできなさそうな・・・」
 
「でっしょ~?
 
だから、結婚してからは、妻として、
『そのままだと死ぬよ!』って言って、そういうのを少しずつやめさせていったんだよ。」
 
 
■突然の悪化
「旦那さんはいつからどんな症状があったの?」
 
「社会人になってから。
アトピーってほどではなかったんだけど、冬になると肌がかゆくなって、湿疹ができてた。
結婚して、食生活がまともになってからも、それはあったよ」
 
「それが、二年前に突然、重症のアトピーを発症したんだね」
 
「そうそう。例年とは違うかゆみに襲われて、止まらなくなったの」
 
「いつもと違うかゆみ?」
 
「うん。
手が届くところは掻いちゃってどこもミミズ腫れになって。
 
夜中、トイレに行くと旦那のうなされる声が聞こえたし、
パジャマがすれるとかゆいからって、布団の中で脱いじゃって、全裸で目覚める事もかなりあったらしい。
 
毎朝、体から血が出てたし」
 
「壮絶だね・・・」
 
「痒いは痛いより辛いんだって。
あのころは異常だった。」
 
「受診はしたのよね?」
 
「もちろんしたよ。
まず皮膚科を受診した。
 
でもお医者さんは、ほぼ肌を見るだけ。
 
ろくに話も聞かずに、大量の『アレグラ』と『ステロイド』を処方する。
その繰り返し。
 
アトピーはひどくなる一方だった」
 
「ああ~・・・それは追い詰められる・・・。」
 
「そうそう。
だんなは『このかゆみをなんとかしてくれ!』って感じだし。
もう、これからどうなっちゃうんだろうって思うじゃん?」
 
 
■原因はなんだ!
「・・・実は、最後はお祓いだな、と思ってたんだよ。」
 
「えっ、お祓い?」
 
「うん。そのころ、引っ越したばっかりだったのね。
だから、この家に何か憑いてるんじゃないか、って!」
 
「うわあ! あっこちゃんらしくない!」
 
「ははは。
そこまで追い詰められてたってことだよね。
 
でも、その前に
『このままではイカン! 私がなんとかせねばー!うぉー!!』
って一大決心して、自力で調べたの。
 
子供が小さかったから、夜な夜なチャカチャカとネット検索して、
 
やっと、食事がもっとも大きな原因じゃないかって、たどり着いたってわけよ!!」
 
「おめでとう!!! 
よくぞ忙しいなか! メンタルきついなか! 乳児の娘ちゃん抱えて!」
 
「ありがとう!
 
・・・あとさ、今考えれば、
あの時期に急に発症したのは、ストレスも大きいと思う。
 
ダンナは、その前の年に忙しい部署に移動になって、仕事に追われて、昼休み返上で働いてて、ストレスが溜まりにたまってた。
その年末に、厳しいスケジュールで引っ越したあとだったんだよ」
 
「はは~、なるほど・・・。
旦那さん、心身ともに代謝が落ちていたんだろうなあ。
 
食事が変わらなくても、消化器系統のはたらきが弱まると、未消化のたんぱく質が悪さをして、アトピーを発症することがあるみたい。
私の友人にも、ストレス性胃炎からアトピーを発症した人がいるよ」
 
「なるほどね。
普段の食事が燃料で、ストレスが着火のスイッチになったって感じなんだろうね」
 
「そうだね。
 
 
・・・でも旦那さん、食事を変えることに抵抗したんじゃないの?」
 
「いや、旦那はもうそんな余裕なかったから。
おとなしくしたがってくれたよ。
 
むしろ、抵抗はあったのは、旦那じゃなくってね・・・」
 
「なになに! 聞かせてー!」
●母親Sを味方につけるにはに続く
関連記事
- アトピーと野菜スープ(重症アトピーの改善例 マー君 9歳 男子)
- 『いただきます、ここは発酵の楽園』を見てみたよ(重症アトピーの改善例 マー君 9歳 男子)
- アトピーの子供の食事制限は完璧にはいかない (重症アトピーの改善例 マー君 9歳 男子)
- 重症アトピーの改善例(マー君 9歳 男子)
- アトピーの家族の食事療法の難しさ(Aさん 最重症アトピー 50代 男性)
- 最重症アトピーの改善例 写真とアンケート(Aさん 50代 男性)
- 「花粉症改善のためにやったこと! すごいよ」というマンガ発見(*^_^*)
- 花粉症がなおったよ! トマトさんのケース
- 花粉症(重症)が90%よくなったLTさんのケース。
- ストレスと、肌荒れ発症。(ネコバスさん 30代女性 アトピー? 原因不明の顔面の肌荒れ)
 
      