公園と、煙草と、お菓子。

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2018年8月11日 土曜日

公園と、煙草と、お菓子。

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 

 
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さて、前回まで、現代の子どもがお菓子をどうしても食べすぎてしまう理由として、下記の三つを解説しました。
 
1「子どもにお菓子をあげる」ことは「善」である。
2 誰も「お菓子を食べすぎるとどうなるか?」を知らない。
3 誰も「お菓子の食べすぎ、量はどこから?」を知らない。

  
このような条件が重なってしまった子供は、
常にジュースが飲み放題だったり、
グミやチョコレートなどの大きな袋に手を突っ込んでむしゃむしゃ食べていたり、
ねだるままにお菓子を与えられることで、正常な食欲をすっかりなくしていたり
します。
 
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このような子供たちが、お菓子からこうむる害を、
ヘビースモーカーが煙草からこうむる害と同じように語ることは、非常識ではないと、
お菓子というものの本質を知れば、ご理解いただけるはずです。
 
さて、こんな連載記事を書こうと思ったきっかけは、
「1 初めに 煙草はもちろん、怖いけど」に書いた、ある公園での出来事でした。
 
それには、実は続きがあるので、最後にもう一度まとめてご紹介します。
 
 

■「あのー、ここ、禁煙ですよ」
その日、娘たちを遊ばせていた公園のベンチ(禁煙)で、初老のサラリーマンが煙草を吸っていました。
 
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しかも立て続けに何本も吸うので、勘弁して~(゜o゜)と思っていたら、
近くで遊んでいた2人のママさんのひとりが、毅然と、
 

「あのー、ここ、禁煙ですよ。
子どもに煙が来るんで、他で吸っていただけませんか?」

 

私は、心の中で拍手!
サラリーマンはすごすごと退散。
 
ママさんはお友達に、
「ほんっと、迷惑だよね! 
タバコ吸ってるやつなんて死に絶えればいいのに!」

 
 

■公園と、煙草と、お菓子。
喫煙していたサラリーマンが退散して、平和が戻った公園。
 
しかし私は、ずっと気になっているものがありました。
それは、さっきの果敢なママさんの息子さん(たぶん就学前)が、グミの袋を持ち歩き、次から次へと口に運びながら遊んでいることでした。
 
それを食べ終わると、ぼうやはママに空いた袋を渡しに行き、
今度はチョコレート菓子の箱を渡され、それをパカッと開けて食べ始めました。
 
(・・・えっ、まだ食べさせるの?
だってもうすぐ五時だよ? ご飯前だよね?)

 
私はこういうとき、ものすごく複雑な気持ちになり、胸がざわつきます。
とはいえ、たいてい、どうしたらいいかもわからないまま、何もせずにいるのですが。
 
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そしてこのときも、モヤモヤしたまま、末娘(2歳)と砂場でしばらく遊んでいると、
 
「ママ!」
 
滑り台の上から、長女が私を呼びました、
 
「このお菓子、食べていい?」

 
いつの間にか長女が、その男の子と友達になっていて、問題のチョコレート菓子を鼻先につきつけられていました。
 
それは、とてもおいしいんだけど、
たったひと箱に、
 
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油:大さじ三杯(36g)ぐらい(参考資料:「日本人の食事摂取基準」
砂糖:角砂糖4.4個(16.3g)ぐらい(参考資料:WHO「2015年の砂糖摂取量に関する新しいガイドライン」

 

これらを上回る、油と砂糖が入ったお菓子。
 
それ以外の栄養素がほぼない、
市販のお菓子の中でも、我が子には味を覚えさせたくない部類のお菓子。

 
「ダメだよ、ご飯の前だからね」
 
「えー、1個だけ」
 
「おやつはもう食べたでしょう、さあ、もう帰って、ごはんにしようね」
 
その子のママさんは、お友達とお話し中で、こちらに気づいていませんでした。
 
私はすうっと息を吸って、
 
「あのー、今、夕食前ですよ。
子どもが欲しがるんで、他で食べさせてくださいませんか?」

 
 
・・・って、言えなかったです。
やっぱり私もストレスになる行動は避けたいからです。
 
そんな言葉を飲み込んでいる人間がいること、ママさんたちは夢にも思わないだろうなあ。
 
なんだかそのとき、私は非常に途方に暮れてしまい、
どうしたものかと思いながら、お菓子を欲しがってぐずる長女と、その公園を後にしたのでした。
 
そして、途方に暮れてしまった感じのまま、この連載記事を書いてみたのです。
(ちょっと長くなっちゃったけど。笑)
 
 
油や砂糖は、摂りすぎの害が広く知られないように、社会にがっちりと守られています。
ですから、お菓子の害が、たばこの害と同じように知られ、制限派が市民権を得るには、これから長い道のりがあるでしょう。

 
小さなことですが、
この記事が誰かの目に留まって、何かが少しでも変わりますようにと願っています。




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