「子供はチョコが好き」という誤解。

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2019年2月4日 月曜日

「子供はチョコが好き」という誤解。


こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 

 
チョコレートと言えば健康効果・・・と考えがちですが、
実は、私たちがチョコレートだと思っている食べ物には、二種類あるんです。
 

1 カカオ成分がたっぷり入ったものチョコレート
2 カカオ成分が少ないもの準チョコレート

 
準チョコレートの主原料は、砂糖と植物油。
チョコレートとは別の食べ物と考えたほうがよさそうです。
 
さて、今日は、子どもとチョコレートの関係を探る、ちょっとした実験をしてみます!
 
 
■どっちが好き?
今日はわが子2人に実験に参加してもらいます!
長男P(小2)と、長女C(年中)です!
 
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この二人に、二つのチョコレートを食べてもらい、どっちが好きか選んでもらいます。
 
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Aがチョコレート、Bが準チョコレートです。
 
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ふたつを順番に試食して、「うーん・・・」
 

質問1 違いがある? ない?
 

C「ある。A(チョコ)は苦い。B(準チョコ)はサクッとしてる」
P「ある。Aは鼻にふわっとにおいがする。Bはそういうのがない」

 

質問2 どっちが好き?
 

C・P「B(準チョコ)!!」

 
・・・がーん、超ショック! 
うちの子たち、食べ物の味が分かってないんだ~!

 

・・・っていうのは冗談で、
実はこれ、想定内。っていうか予想通り。
 

子供たちがチョコレートより、準チョコレートを好むのは、実は理に適ったことなのです。
 

って、いうのはですね・・・。
 
 

■お子様は準チョコレートがお好き?
チョコレートと準チョコレートは、主な原材料が違います。
たとえば、上のふたつの商品の原材料には、次のような違いがあります。
 
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Aの原材料:砂糖、※カカオマス、※全乳粉、※ココアバター、植物油脂・・・
 

Bの原材料:砂糖、カカオマス、※乳糖、植物油脂、全乳粉・・・
 

※ カカオマス:カカオ豆をすりつぶしたもの
※ 全乳粉:牛乳から水分を除去して乾燥させたもの
※ カカオバター:カカオ豆の脂肪分
※ 乳糖:乳製品由来の甘味料

 
原材料は、量の多い順に記載されます。
 
裏を読むと、A(チョコレート)のほうが、カカオ由来の成分、および、乳成分が多いこと、
また、B(準チョコレート)には、カカオバターが入っておらず、油分はすべて植物油脂であることがわかります。
 
原材料の割合には、商品によって多少の差はありますが、
このような、チョコレートと準チョコレートの違いは、とうぜん、味にも次のような影響を及ぼします。
 

1 あじわいの違い
チョコレートは、まず、カカオ豆をローストした香ばしさ、苦みがふわっと鼻に抜ける。
準チョコレートは、まず、つよい甘みを舌に感じる。
 

2 まろやかさの違い
チョコレートは、カカオバター、乳脂肪分が多いので、こくのあるまろやかさがある。
準チョコレートは、植物油の割合が高いので、あっさりとしている。
 

3 滑らかさの違い
チョコレートの溶け方は滑らかでこってりしてている。
準チョコレートは粉っぽく、スナック菓子のようなあっさりした溶け方。

 

子どもは、ママさんたちならよくお分かりのように、苦みを嫌いますね。
この苦みのせいで、チョコレートは、カカオ成分が多くなればなるほど、子ども向きではなくなるのです。
おそらく、深いコクも、子供たちには早いのでしょう。
 

一方、準チョコレートの強い甘さ、あっさり、さっぱりした口当たりは、まさに子どもの好み。スナック感覚でぱくぱく食べられます。
カカオ成分は、風味程度でかえってちょうどいいのかもしれません。
 
そんなわけで、子供はチョコレートより、準チョコレートを好む傾向にあるのです。
 
そんな子供たちが大好きな準チョコレート、または準チョコレート菓子の一部を並べてみました。おなたのお子さんが大好きな商品もあるのではないでしょうか。
 
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何度も言いますが、これらの商品はチョコレート(菓子)ではありません。
 

砂糖と植物油が主原料の準チョコレート(菓子)です。
チョコレートのような健康効果が期待できないばかりか、食べすぎると身体に悪影響を及ぼしかねません。

 

お子さんに食べさせる場合は、おなじみのお菓子にはせず、量を制限して与えることをお勧めします。
 
ちなみに、
同じ実験を主人にしたところ、チョコレートのほうを「おいしい」と答えました。
味覚が発達してくると、苦みやこくを楽しめるようになるのでしょうね。
 
 
次回は、「チョコレートの健康効果と、食べ過ぎの害」を解説いたします。




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