子どもが納得するルール作りを。

トップ > 食べ物と健康について > 油について > 子どもが納得するルール作りを。
2018年8月1日 水曜日

子どもが納得するルール作りを。

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 
読者さんからの、
「子供のお菓子を制限したほうがいいのはわかるけど、なかなかうまくいきません。
取り上げたこともあるけれど、子供たちは『いつものお菓子』がないと泣き喚きます。

 
/wp/wp-content/uploads/illust25431-1.png
 
どうしたら、お菓子を制限できますか?」
 
というご相談にお答えし、子供のお菓子を制限する方法を提案してみようと思います。
↓↓↓こんな感じで連載予定です。
 

 
さて、子どものお菓子をどのぐらい制限したいか、具体的な目標を決めたら、
それを妨げそうなものを、次の三つの項目を参考に、整理してみること。
↓↓↓
 

1 親の意識
「言うこと聞かないとき、ついついお菓子で釣っちゃうの」
「お菓子食べさせてればおとなしくしてるから、家事やるときとか、楽なんだよね」
 
2 子供の意識
「とにかくお菓子が大好きな子だから、勝手に出して食べちゃう(勝手に出して食べていいという意識)」
 
3 子供の環境
「とにかくお菓子が大好きな子だから、勝手に出して食べちゃう(出して食べられる環境)」
「おばあちゃん(/おじいちゃん/ほかの家族など)があげちゃう」
「保育園の給食とか、おやつに出てくる」
「友達といると、もらったり、あげたりする機会が多くて」

 
このうち、「1 親の意識」はすでに変わっているとみなし、
次の「2 子供の意識」に働きかける話の流れを、下記↓↓↓のように提案し、
 

●話の準備
 
1 今の状況
2 ママの提案
3 提案の理由、そこに至った気持ち、真の目的
4 提案が聞き入れられた場合のママの気持ち
5 具体的な話し合い
 
●話、おしまい

 
この「●話の準備」~「4 提案が聞き入れられた場合のママの気持ち」までを、前回の「子供に伝わる言葉を知ろう。」で解説しました。
 
今回はその仕上げ部分、
「5 具体的な話し合い」および「●話、おしまい」までを解説いたします。
 
 
■あなたは、どう感じた?
さて、前回は、ママが話すターンでした。
今回「5 具体的な話し合い」は、お子さんのターンです。
 
まず、お子さんに、こんな風に聞いてみましょう、
「ママの話を聞いてどう感じた?
 
あなたが気持ちを話したので、お子さんもきっと、伝えたい気持ちがあるはずです。
 
/wp/wp-content/uploads/70e14d46e0a06aea8b826d2735088d791.jpg
 
びっくりした、とか、
嬉しかった、とか、
今日のママはママじゃないみたいで気持ち悪い、とか、
 
まあいろいろあると思いますが、ゆっくり聞いてあげてください。
聞いていれば、ママさんの気持ちが伝わったかどうか、分かるのではないかと思います。
 
 
■ママの提案を受け入れてくれる?
どう感じたかを聞いたら、本題に移りましょう。
お菓子についての、ママの具体的な目標の提案を、受け入れくれるかどうか、聞いてください。
 

●「イエス。ママの提案を受け入れる」場合
 
/wp/wp-content/uploads/girl01_laugh1.png

 
最後に必ずお礼を伝えましょう。(←「●話、おしまい」)
「あなたと話ができてよかった。
ママと話してくれてありがとう。」

 
あとは、目標を達成するべく、お子さんの環境を整えるだけです。
 

●「ノー ママの提案を受け入れられない」場合
 
/wp/wp-content/uploads/girl03_smile1.png

 
「なにー!?
伝わらなかったの、あんなにがんばって話したのに!

 
ママの気持ちは分かったっていったのに、うそつき!
 
落ち着いてください、ママさん。
伝わらなかった、と、決めつけるべきではありません。
 
実は、伝わることと、提案を受け入れることは、イコールとは限らないんです。
伝わったけれど受け入れられない、ということもありえるんです。
 
そもそも、私たち日本人は、
誰かと話すとき、相手に要望を受け入れてもらうことを期待しすぎているそう。
 
「いざ! 意見するからにはなんとしても要望を呑んでもらう!」
・・・みたいな悲壮な覚悟で迫るから、最初から相手を警戒させちゃうし、
要望が通らないと、この話し合いは無駄だった!と落ち込んだり後悔してしまう。
 
実はそれは、自分の力を過信してるための、つらさなのです。
 
話す方にできることは、せいぜい、伝えるスキルを上げること。
それを聞いてどうするかは、いつだって、相手次第。
 
だから、
自分の思いがお子さんに伝わった、という手ごたえがあったら、
「自分、よくやった!」と、自画自賛していい
んです!
 
 
■対話を続けよう
「でもでも、伝わったとしても、
ルールを受け入れてくれないなら、意味がないじゃない!」

 
そう感じるのも、無理はありません。
ただそこで、その不満をお子さんにそのままぶつけてはいけません。
 
/wp/wp-content/uploads/shitsuke_hysteria1-1.png
 
「もういいっ! 
こんなに話してもわかってくれないなら勝手にしなさい!」
ドア、バタン!

 
↑↑↑
例えば、こんなママさんの行動がお子さんに教えることは、
「話し合いの時、意見が食い違ったら、
相手を悪者にして罪悪感をあおり、無理やり自分の欲求を呑ませるべし」という姿勢なんです。
 
お子さんはいつも、あなたから学んでいます。
あなたは常に、お子さんにとって、見本となる大人の代表。

 
だからまずは、お子さんの意見を、そのまま受け止めましょう。
「そう、あなたは、ママの提案をそのまま受け入れることはできないのね。
それはわかったよ」

 
その上で、こんな風に言ってみましょう。
ここでも、「気持ち」を伝え続けることが大切です。
 
/wp/wp-content/uploads/b-21-2.png
 
「でも、ママは今まで通りにやりたくないの。
その理由は説明したよね。

 
ママのそういう気持ちも、理解してくれると、嬉しいし、ありがたい。
だから、あなたも私も納得できるように、これからどうすればいいか考えましょう。

 
あなたはどういうふうにしたい?」
 
そして、意見を出し合い、
2人が呑める折衷案を作ってみてください。
 
それでも話がまとまらなかった時は、いったん引き、こんな風に伝えましょう、
 
「今日は、どうすべきかは決まらなかったけど、
ママがそういう気持ちでいることはわかってほしい。

 
このことはママにとって大切なことだから、また話をしたい。

あなたがそれを受け入れてくれると嬉しい。
 
そして最後に、必ずお礼を伝えましょう。
 
 
■何も変わらなかった! わけじゃない
「なんだ、結局聞いてもらえない可能性もあるのか」とがっかりされた方もいるでしょう。
 
しかし、たとえ何も決まらなくても、この話し合いには意義があります。
 
まず、ママは、最適な伝え方を知ることができ、
自分の気持ちを、わかりやすい形で、お子さんに伝えることができた
わけです。
 
これは、大きな進歩です。
 
/wp/wp-content/uploads/kosodate_kaiwa_girl1.png
 
もう一つは、ママさんとお子さんが、以前より良い関係を結べたことです。
 
お子さんは、ママの愛情を知り、
ママに、ひとりの人間として対等に話し、尊重されることで、自尊心を得、
ママをひとりの人間として信頼するようになるでしょう。
 
さらに、お子さんも、日々成長する人間です。
今日の答えを、今後も持ち続けるとは限りません。
 
ママさんの気持ちは、お子さんの胸の中で、次第に波紋のように広がっていくかもしれず、
 
そしてふと、ある日、
自分の手にするお菓子をじっと見つめ、それをそっと置く日が来る・・・かもしれないのです。
 
そのためには、今日の努力をつづけること。
高圧的にならず、気持ちを伝え続け、子どもと対話し続けること
が大切です。
 
/wp/wp-content/uploads/image_b31.jpg
 
そして、何よりも、忘れてはならないこと、
 
それは、子どもの意識を変えられるのは、あなたではなく、
子供自身にほかならない
、ということです。
 
 
●それでは次回からは、「子供の環境を変える」についての解説を始めます!
まずは、『子どものお菓子食べすぎを解消! ママがやめるべきこと。』です。




関連記事

  1. 避難所に行かずに済む! トイレの備え編 (大地震への備え、今年のうちに! 2)
  2. 避難所に行かずに済む! ための防災グッズとは? (大地震への備え、今年のうちに! 1)
  3. 子供に伝わる言葉、実例編。
  4. 子供に伝わる言葉を知ろう。
  5. 「ママ帰るよ!」は言っちゃダメ! な、三つの理由。
  6. 「ママ、帰るからね!」は言っちゃダメ!
Top