お菓子を子供に制限しすぎた話。(失敗談)

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2018年8月19日 日曜日

お菓子を子供に制限しすぎた話。(失敗談)

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 
子どもの毎日のお菓子をやめさせる記事、後編を執筆中です。
閑話休題的に、今日はちょっとライトな昔話を・・・。
 

今日の昼過ぎに、久しぶりにあるママ友さんと会いました。
大きなスーパーの、お菓子のコーナーで。
 
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ママさん、私の子供たちのかごにお菓子が入っているのを見て、
「ええっ、どうしたの佐々木さん、
確か、子供にお菓子食べさせてなかったよね?」

 
そう、
私は、子供たちのアレルギーを食事でなおしてから、
「お菓子なんていいことはない。子供たちに食べさせたくない」と強く思い、
一年ぐらい、まったくとは言わないまでも、極端に制限していた時期があったのです。
 
このママさんは、その超ストイックな時期の私たち親子を知っている方。
 
「ははは、そうだったんだけど、実はさー・・・」
 
ママさんにお話ししたらかなりウケたので、
ついでにここにもアップしておきます(笑)。
 
 
■お友達、Eちゃんの好意。
二年ほど前、子供たちのお菓子をきつく制限していた時代。
 
わが家にはよく、Eちゃんという長女の友達と、ママさんが遊びに来ていました。
 
そんなとき、わたしたいていフルーツを切ったり、バゲッドに何か載せて出していました。
おもてなしするのは大好きだし、子供たちのおやつを管理できるという意味でも、やりやすかったんです。
 
そんなある日、Eちゃんのママが来る前に電話で、
「もしもし佐々木さん、
今、コンビニにいるんだけど。
 
Eが、自分の好きなおやつをCちゃんにも食べさせたいって言うの、
同じの買って行っていいかな。お兄ちゃんもいるなら二人分買っていくよ」
 
「ええっ、いいよいいよ、気を遣わないで(本音→ホントに必要ないよー(^_^.))」
 
「だっていっつもご馳走になってるじゃん! たまにはさ!」
 
うーん、たまにはいいか、せっかくのご好意だし、と思い、
「じゃあ」とお願いしたところ・・・、
 
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こ れ が き た !
 
うわあ! よりによって!
私がもっとも恐れる「ほぼ砂糖」系のお菓子! しかもこれ、一人分が大量なんだよー!
 

これをEちゃんに「はいっ」と手渡された時のわが子たちの目の輝きと言ったら!
 
慣れた手つきで袋を容器にあけ、練る練るしていくEちゃん。
我が子たちもそれに倣い、見よう見まねで練る練る・・・。
 
できたものを恐る恐る口にしたときのアニメ的反応ぶりと言ったら!
それを見て、「ね、おいしいでしょ」と、Eちゃんも嬉しそう。
 
 
■餓鬼出現事件。
しかーし! 
なんと、次第にEちゃん(とママさん)の笑顔がひきつっていく・・・
 
なぜなら、我が子たちの食べっぷりは、わき目もふらず、なりふり構わずって感じで、
なんか、欠食児童みたい。
 
見かねて「もうそのへんに・・・」と言っても、
「ぼく/私がもらったんだ! ママ、食べてもいいっていったじゃん!」と、抱え込んで離さない。
 
そして、容器をすさまじい勢いでカラにしてしまうと、固まっているEちゃんに二人同時に
「「食べてあげようか・・・(舌なめずり)」」
 
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まるで・・・餓鬼!!!
 

ドン引きしたEちゃんは「あ、あげる・・・」
それを取りあってガチンコのケンカを始める二人。まさに餓鬼道!
 
私は呆然と、「ああ、モンスターを2匹作ってしまった・・・」と悟ったのでした(笑)。
 
 
■ほどほどのススメ。
実は、同じようなことはほかにもありました。
とにかく二人は、私の目の届かないところで、詰め込むようにしてお菓子を食べていたらしいのです。
 
・・・このやり方は、間違っていたの?
いや、それはわからないけど、少なくとも、我が子の環境と個性には合わなかった。

私はそう思わざるを得ませんでした。
 

じゃあ、付き合いを、お菓子について同じような考えの人に限定しようか?
・・・ううん、そんなのいやだ。
だって、おやつに対しての考え方が違うだけで付き合いを控えるのはもったいない、素敵なママさんがたくさんいる。

 
そう思い、それからは、試行錯誤したんですが、
あるとき、ふと「症状が出てもいいや、たまになら」と開き直ることで、ちょっと楽になりました。
また、そんな一時的な症状と向き合わせることがそのまま食育になると気づいてからは、もっと楽になりました。
 

そして今は、子供たちと相談したうえで、
 

・甘いものは一日一回
・量は大人用の半分(アメなら1個、ジュースならコップ一杯、ケーキなら半分)
・空腹時を避けて

 

という決まりに落ち着いています。
 
子どもの仲良しの中には、お菓子をたくさん食べる子もいるけれど、
子供たちは、それをつよくねだったり、私に隠れて食べたりということはしなくなりました。
(と、思うんですが・・・佐々木さんとこの餓鬼を見たよーって方は私までご一報を)
 
大切なのは、
多様な個性や属性の人たちと付き合っていく中でも、価値観のよりどころを自分の中に持っていること
そのよりどころを、自分の経験で育てておくことだと、今は実感しています。
 
 
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↑↑↑先日行ったサイゼリヤで、いつもの、締めジュース。
普通のジュースは甘すぎるらしく、炭酸水で割って飲んでます。
 

「だったら二杯飲んでいいよね? 炭酸はただの炭酸なんだから!」
ごもっとも、ってことで、ジュースの炭酸割を2杯、飲ませています(笑)




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