父とジャンクフード。

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2018年7月7日 土曜日

父とジャンクフード。

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 
(ただ今、読者登録をしてくださっている方に、記事更新のお知らせが送れない状態です。
すみませんが、もう少しお待ちくださいませ。)
 
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↑↑↑ 地味な献立でしょう。
これ、私の両親が先日わが家を訪れたとき、出したランチ。
 

はるばる(といっても隣の県だけど)来てくれた両親にそれ? 
と思われるかもしれませんが、母に、和食が食べたいと言われていたので。
 

食べ終わって、母が、父に「どうだった?」と聞くと、
父は一言、
 

「うまかった」
 

・・・わはは、お父さん、無理してる(^皿^)(笑)!
ぜったい、舌が物足りなかったはず!
 

って、いうのはですね・・・
 
 

■「お父さん、それやめたほうがいいよ」
実は、父はジャンクフードが大好き。
 
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カップラーメンとか、カップ焼きそばとか、
菓子パンとか、スーパーの洋菓子とか、
揚げ物とか、こってりしたお総菜とか、
 

そういうものを好きに買い込んで、1人の時に食べているみたいです。
それに、お酒も大好き。
 

私たち子供がいたころは、母や祖母の料理を家族と一緒に食べていたけれど、
定年退職して、家で1人の時も多くなってから、やりたいようにやるようになっちゃったみたい。
 

もちろん、そんな食生活は身体にも影響していて、
父は痛風とか、高血圧とかに、始終悩まされています。
 

私は、こんなサイトをやっているのもあって、帰省すると、ついつい父にお説教。
母のことまで「お母さん、なんでお父さんのあんな食べ方を放っておくの」と責めてしまったり。
(母はもうすっかりあきらめていて心安らか、なんですが(笑))
 

そのせいで父に敬遠され、
「愛が来ると口うるさいからイヤだなあ」と言っているとか(姉とかから)聞いた日には、
 

「誰のために言っていると思っているんだろう・・・」
なんて、勝手に腹を立てたり、傷ついたりしてきました(笑)。
 

しかし、
自分のそんなスタンスも、最近だんだん変わってきたなー、と感じています。
 
 

■より幸せになる為に
さて、私は昔から読書が好きで、
読書は人にたくさんのものを与え、幸せにしてくれると思ってきました。
 
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けれど、子供ができてから、私の読書の時間が少なくなり、
ある日、読書を邪魔した息子の泣き声にひどくイラつきました。
 

けれど、そんな自分に驚き、こう思い直しました、
「幸せになる為に読書をしているのに、
私の一番大事なもの(息子)が私を呼んだとき、読書の邪魔だと腹を立てるなんて、本末転倒だ」
 

それから読書をあきらめ、子供のとの時間を楽しむことにし、今に至っています。
 

これと似たようなことは、皆さんもよくあると思います、
 

例えば、健康のために毎日ジョギングをしているのに、
毎日ジョギングをすることに執着して、熱がある日も走ってしまったり、
 

もしものときのために節約して貯金をしているのに、
具合が悪くなっても、貯金が減るからと受診をためらったり。
 

どうしてかっていうと、人は「今ここにある幸せ」を実感するのが難しい。
だけど、「幸せになろうと日々努力している自分」なら、データ化でき、実感しやすいから、じゃないでしょうか。
 

だから簡単に、目的手段をはき違えてしまう。
 

食事療法にしても同じで、
目的は、身体の負担になる食品を避けること ではなくて、
(健康な体を手に入れて)人生をより意義深いものにする準備をすること、だと思うのです。
 

そこをはき違えると、私のやっていることは簡単に、
「身体によくないものリスト」を経典にした「食べたらダメダメ教」
みたいになっちゃうわけで、
 

それは避けたいなあと、最近強く思っておりまして、
現代の食の豊かさを楽しむことの大切さを、ちょくちょく記事にしています。
 
 

■幸せの形はひとそれぞれ。
さて、私の父は、
実は、私などには想像もできない、苦労をしてきた人。
それなのに、自分の力で人生を切り開いて、私たち四人の子供を不自由なく育て上げてくれたスゴイ人なんです(←私たち子供たちから見ると)。
 
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(黄色いTシャツが私)
 
そんな父にとって、
いま、隠居して、大好きな母と旅行したり、孫たちの面倒を見たりする生活は、やっと訪れた平穏な、幸せな時間なのでしょう。
 

そして、自分の好きなものを好きなように買ったり作ったりして食べる、ということは、
父にとっては、私などにはわからない、意味のあることなのかもしれない・・と思うのです。
 

父はもう、努力の時期を終えて、いま、幸せの真っただ中で、もう何も変えたくないのかも・・・。
(たとえそれで、太く短く生きることになったとしても)
 

幸せの形は、ひとそれぞれ。
 

食事を変えることは、私の人生を豊かにしてくれた。
けれど、それが万人に当てはまるかはわからない。
 

だから、私の幸せの形を押し付けるのはやめ、
父の幸せの形を見守ろうと、今は思っています。
 
 

だけどね、お父さん、
私が帰省した時、またカップラーメン食べてたら、やっぱり口うるさく言っちゃうかも。
 

それが正しいからじゃなくて、心配だからさあ。
 

私が作ったごはん、残さず食べてくれてうれしかったよ。
ありがとね。




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