「東大に子どもを四人いれたママ」の講演に行かなかった話。

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2024年7月10日 水曜日

「東大に子どもを四人いれたママ」の講演に行かなかった話。

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 
「東大に子どもを四人いれたママ」という人がいる。
いまは、教育法とか勉強法とかのアドバイザーみたいなことをしている人だ。
 
ちょっと前に、友人に、その人の講演に行かないか、と言われた。
友人には会いたかったし、用事もなかったし、長男が中2だから参考になるかもしれないけど、正直気が進まなかったので、断った。
 
なんで気が進まなかったのか、考えてみると、どうも、私はその人が苦手なようだ。なんでかな。
 
子ども4人を東大に入れたっていうのは、もちろんすごいことだと思う。
その四人はいま医師になっているらしい。それもすごいと思う。
 
ただ、その子どもの人生で、東大に入ったとか、医師になったとか、そういう段階は、序盤も序盤だ。
朝ドラで言ったらまだ三週目ぐらいだ。終盤まであと五カ月以上ある。
 
私はその続きを見たい。だって面白くなるのはそこからだ。
どんな理想を掲げ、どんな困難にぶつかって、乗り越えていくのかな。
そしてどんな素敵なお医者さんになるのかな。
 
でも、そのママの話は序盤でもう完結してしまっているみたいだ、という感じがしたし、
そもそも子供が主役ではないかもしれない、そんな感じがしたのかもしれない。
 

(ユニクロでお買い物(*^_^*))
 
朝ドラと言えばだけど、
 
舞台として、明治時代はやはり多くて、
例えば「らんまん」では、設立間もない東大がひとつの舞台となっていた。
 
当時の東大と言ったら、欧米からの最新の知の輸入先。
それを学んだ一握りの優秀な学生たちが、全国に散って行って、近代日本の礎を作っていった、そんな時代だ。
 
あの時代の学生たちというのは、日本の未来を背負っていたと思う。
自分たちの手で日本を近代化しよう、もっと素晴らしい国にしよう、と意気込んでいた。
 
だからあんなにキラキラしていたのだし、その過程で、貧乏とか、理不尽だったり不遇な扱いとかにも耐えられたりするのだ。
そしてその不完全な状況の中で自分の力を発揮でき、世の中が一歩、よい方向へ少し動いたとき、登場人物たちが見せる表情は、とても美しい。
(演技なんだけど。俳優さんってすごい)
 
いやいや、そんなのドラマの話じゃん、
日本はもう発展しちゃったから、若者が社会を変える余地なんてもうないよ、という人がいるかもしれないけれど、私は全然そう思わない。
今の世の中だって課題だらけだ。
 
昔とは違う問題に苦しんでいる人はたくさんいるし、
今の時代だからこその格差があって、しっかり世代間で受け継がれてしまっていたりする。
貧困だったり、機能不全な家庭に生まれてしまった子ども達は、同じ教育のスタートラインに立てなかったりもする。
 
そっちの世界に行かないために、勝ち組になるために勉強すべし、と言う人もいる。
そういう「格差」を前にして、ああはなりたくないだろとか、あいつらは自己責任だよ、勉強しなかったんだとか、言う人もいる。
 
私は正直、そういう言説に抵抗を覚えるし、そう言う人間に子供たちを育てたくない。
 
学歴というものを、自分だけを浄土に引き上げてくれる蜘蛛の糸みたいに思ってほしくない。
そんな浄土があるとしても移住したいとは思わない。
真に救われるのは誰かの力になれた時だと、私は思うからだ。
 
教育期間は社会全体をよくするために機能してほしいし、
社会問題を自分の問題と捉えられる価値観を育ててくれるところであってほしいと思う。
 
そして我が子たちには、朝ドラの主人公みたいに生きてほしいと思う。
 
学校は自分で選んでほしい。
大学に行っても、行かなくてもいい。
実学がいいなら、それもいい。
謙虚に学ぶ姿勢があれば、どこでだって学べるはずだ。
 
そんな中でたくさん苦悩して、自分にとって最適の、社会との関わり方を見つけて行ってほしい。
 
 
その中で私は端役でいいし、三週目ぐらいで死んでいい。
 
だけどそのあと、主人公がピンチになった時、
母の残したものからなんだかすてきな教訓を得たりする、そんな演出は欲しいな(笑)




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