読み聞かせ「一日何冊」反対! ~読書のススメヌ その2~(アレルギー関係なし) 

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2021年1月11日 月曜日

読み聞かせ「一日何冊」反対! ~読書のススメヌ その2~(アレルギー関係なし) 

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 
さて、つねに図書館で大量の本を借りたり返したりしている私ですが、
 
「まっとうな人間を育てるのに読み聞かせは不可欠。読み聞かせしていないと母親失格」という「読み聞かせ至上主義」には反対だし、
 
「ちゃんと親子でコミュニケーションをとっていれば、子供の世界を広げる方法なんて、読み聞かせに限らず、親の好き好きでいいんじゃないの?」

 
・・・という話の続きですヽ(^o^)丿
(前回の記事はこちら)

 

 

前回の話に、思いのほかいろんな方から「ほっとした」というメッセージを頂いたので、「あ、ほんとはもっと言いたいことあるんです~」という気持ちのまま続きを書いてみますヽ(^o^)丿
 
前回同様、お受験の為とかの読み聞かせではなく、生きる力をつけるための読み聞かせをしたい方前提の文章なので、ご了承くださいね。
 
 
実は、図書館であったそのお母さんは、こうも言っていたのです、
「幼児教室では、週に10冊読むように言われたんですが、集中力がなくて、なかなかできなくて・・・」
 
そんなこと私もできないし、そもそもやりたくありません。
わたしは、読み聞かせに冊数のノルマを課すことに大反対です。

 
なぜならば、読み聞かせの主役は子供であるべきで、
絵本とはつねに、新しい体験へのドアであるので、
それを意義あるものにしてやりたかったら、そんなことを週に10回とか、一日に三回とか、できるわけがないからです。
 
例えばこの本を、さんちゃん(四歳)が初めて読んだとき。
 

 
群れを見失い、迷子になる小さな象に感情移入して、不安で小さく縮こまってしまったさんちゃん。
知らないおじさん象につれられ、水場で母親象と再会したシーンでは、ほっと胸をなでおろしました。
そして、おじさんとの別れ・・・。
 
さんちゃんは読書を通して、かつてない感情をたくさん味わったのでしょう。
 
その日からさんちゃんの「これ読んで」攻撃が始まりました。
一週間以上は続きました。
 
そう、子供は同じ本を何度も読みたがるのです。
そりゃ、こちらがうんざりするほど読みたがりますよね。
 
大人は基本、本を読むのは一度です。
それは、大人が読書に求めているのは「情報」で、情報を得れば、その本は用済みとなるからです。
 
ただ、大人でも、詩歌とか、散文とか、純文学系の本は繰り返し読みますよね。
つまり、情報ではなく感動を得るために読む系の本は、大人でも読み返したいのです。
 
また、大人でも、歌は繰り返して聞きますよね。持ち歩いてでも聞きます。
それは、大人が歌の鑑賞で得るものは、詩歌などと同じように感動であり、疑似体験だからです。
 

 
私は、子供にとってのお気に入りの本は大人にとってのお気に入りの歌に似ているような気がするんです。
 
「・・・ああ、わかる!」
「次、次のフレーズがいいんだよなあ」
「やばい、ここ、いつも泣ける・・・でも泣きたい」
 
そうやってお気に入りの歌を繰り返し聞くことで、私たちはその歌から呼び起こされる感情を味わい尽くします。
それは私たちにとってとても大切な時間ですよね。
 
子供も繰り返して本を楽しむことで、その本がもたらす感動を何度も味わい、また、その新しい感情を自分なりの形にして自分のなかに落とし込んでいるんだと思うんです。
 
だから、何度でも何度でも、読んでやればいいのです。
大人は、うまくなくても、誠実な精いっぱいの歌い手として、付き合ってやればいいのです。
 

 
その感動が身になったら、その本の語彙が自分のものになったら、子供はふとその本に飽きます。
それが、子どもの情緒が本によって成長する瞬間だと私は思っています。
 
それを、冊数ノルマによって、
「これ、もう一回読んで!」
「だめよ、それはもう読んだやつ。今日はこれ」
「えーっ」
「集中しなさい。昔々・・・」
 
そんなことになっているとしたら。
 
毎日新しい、違う歌手の、違うジャンルの、違う歌を聞かされる。
もう一回、は聞き入れてもらえない。

 
そんなことをされたら、あなたはどう思いますか?
「冊数ノルマを課す」というのは、つまりはそういうことなんだと私は考えています。
 
 
図書館でママさんが見た通り、わが家は二週間ごとに、子どものためにたくさんの本を借りますが、すべて読むわけではないですよ。
 
私はうちの子供本棚を図書館状態にして、子供に本を選ぶ楽しみを与えたいだけ。
そのプチ図書館から、本をいくつも取り出して、一冊を選ぶのはさんちゃんの役目。読むのは私。
 
 
繰り返し、上等!
何度でも何度でも、きみの感動に付き合うよ。

 
●続き→「読み聞かせが辛いママへ」




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