完治状態を維持している現在の食事。(レモネードさん 30代女性 接触性皮膚炎)
こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。
前回に引き続き、接触性皮膚炎を克服なさったレモネードさんについてお話しいたします。
1 写真とアンケート
2 指がかゆい! 接触性皮膚炎てなんだ?
3 かゆみの原因は食事だ、と確信したワケ
4 症状がひどかったころの食事。
5 食餌療法中の食事。DHAサプリでかゆみを改善したよ!
6 完治状態を維持している現在の食事。
7 ステロイドはもろ刃の剣だ。
■改善前、改善後。
「ゴム製品の接触性皮膚炎」の症状に苦しめられていたレモネードさん。
「接触性皮膚炎」はアレルギーとは違い、原因となる物質に触れてしばらくたってから発症します。
ですから、原因となる物質が特定しづらく、
また、ゴムは多岐にわたる日用品に含まれているので、
レモネードさんは身の回りの加工品に怯える生活を送っていらっしゃいました。
↓ ↓ ↓ 触ると症状が出た日用品の例! ひぇー!
さて、そんな症状の大きな原因が食事にあると知り、食事療法によって、めでたく症状とさようならしたレモネードさん。
今日は、完治状態を維持されている現在の食事についてお聞きします!
■完治状態を維持している、現在のごはん
ある日のごはん その1
●朝ごはん
・トランス脂肪酸を低減して作られている、パルシステムのマーガリンを塗ったトースト
・ブラックコーヒー
●昼ごはん
野沢菜漬け、ごぼうサラダ、水菜サラダ、栗、発芽米
●夜ご飯
カニクリームコロッケ、ホッケの塩焼き、ひじきの煮物、発芽米
ある日のごはん その2
●朝ごはん
はちみつトースト、柿、コーヒー
●昼ごはん
オムライス、チーズのせ
●夜ごはん
高菜納豆、ごぼうのきんぴら、サバの照り焼き、米
ほかに、こんな晩御飯の日も。
ある日の晩ごはん その1
豚ロースの味噌漬け、ひじきの煮物(解凍)、ごぼうサラダ(解凍)、白米
ある日の晩ごはん その2
米、カブのあんかけ、水菜サラダ(にんじんノンオイルドレッシング)、きゅうりの味噌マヨ、ひじきの煮物、ナスの水だし煮
「いま、魚は、週2ほどです(^^)
油はあまに油使ってます!」
「なるほど。
いやー、しかし、けっこう大胆に油ものを摂ってますね!
症状は出ないですか?」
「はい、大丈夫です。
確かに、食事療法中の献立からすると、けっこう緩みましたね。
・・・こんな献立、載せていいのかしら?」
「もちろんです! すばらしい献立例だと思いますよ!
食べても症状が出ないということは、消化できているということです。
レモネードさんは、きっと、身体の声を聴きながら、慎重に、ときには失敗されながら、このおいしそうな献立にたどり着かれたわけでしょう?」
「ええ、そうです」
「症状が出ない程度に好きなものを楽しむことは、大切なことだと考えています。
というのは、アレルギーの原因となるのは、油や畜産物そのものではなく、それらの摂り方や量だからです。
しかし、生真面目なママさんの中には、それらのもの字体を原因ととらえ、一切摂らないようにしてしまうタイプの方がいらっしゃるんです。
そうなるとやりすぎで、長期的に見ると栄養の偏りなどが心配になってしまうんですね」
「なるほど、
では私の緩めの献立例でもお役にたてますね!」
「はい! すっごく貴重な献立例です! 感謝感謝です!」
■食生活が根本的に変わった
「佐々木さん、
実は、食事療法をきっかけにして変わったのは、メニューだけではないんです。
私、食材にこだわり始めました!」
「おお、そうなんですか! どんなふうに?」
「昔はとにかく、安いやつ安いやつに手を伸ばしていたのですが、
今は、
お魚は、毎日築地から仕入れている近くの魚屋さんで買ってます。
お肉も、パルシステムの『産直肉』という、国産の、畜産に食べさせるものまでこだわっているお肉にしてます。
お米も、農薬を極限まで抑えて作っているお米にして、
それに、佐々木さんがオススメしている発芽米を混ぜたりしてます!
ほかに、卵も産直卵にしたり、
小麦においても自然フード食品のお店で揃えてます(^^)!」
「わー、すばらしい変化ですね!
バランスだけではなく、質までよくなり、食生活が根本的にガラッと変わったんですね。
これは娘さんの将来のためにもほんとに貴重な変化だと思います!
明日の自分や家族を作るのは、今日食べたものですもんね。
いやー、見習わせていただきます!
わが家ももうちょっと、質にこだわらなきゃ(^_^.)!」
●それでは次回(最終回)は、レモネードさんと、ステロイドとの付き合い方についてお話ししてみたいと思います。