カレーは体を温めません。

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2018年12月4日 火曜日

カレーは体を温めません。

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 
みなさん、外食の時、何を食べますか?
タイ料理? 中華? イタリアン? アメリカンなファストフード?
 
街にはいろんな国のエスニック料理店が溢れています。
ほんとに便利でいい時代ですね。
 

そして、そんな店を紹介するサイトや、チラシもたくさん!
人を誘う言葉もいろいろ。
 
そういうのを見るのはとても楽しいものですが、
しかーし! 今日はちょっと見過ごせないものが!
 
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「カレーを食べて温まろう!」
 
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「各国のこだわりカレーで寒い冬を乗り切ろう」
 

ふと手に取った小冊子の、↑↑↑これらの言葉がすごく気になってしまったのです!
だって、カレーは体を温めてはくれないからです!

 
 
■カレーは体を温めません
カレー、美味しいですよね。
アウトドアやお楽しみ会の定番、みんなが大好きなメニューです。
 

そして、カレーを食べると、体が熱くなりますね。
腕をまくったり、上着を脱いだりしたくなっちゃう。
スパイスの効いたインドカレーだったら、なおさらです。
 
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しかし、カレーは体を温めません。
 
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(財団法人科学技術協会発行「カレーのひみつ」より)
 

逆に、体温は下がるんです。
 

なぜか? 
 

カレーを食べたとき、体温は急上昇します。すると、汗が出てきます。
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それが気化するときに体温を奪うので、体温が下がるんです。

お風呂上りによく拭かないで出てくると、ゾクッとするでしょ? 同じ原理ですね。
 

じゃあ、カレーは体に悪いのかって?
 

いいえ、そんなことはありません。
体温を下げたいときならね。
 
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そう、インドは暑い国!
ニューデリーの年間平均気温 25.2度!
 

つまり、カレーを食べるにふさわしいのは、夏だってことです。
一時的に体温を上げ、急激に汗をかくことで、ひんやりできるんです。
 

これが、唐辛子系辛さの健康効果。
 

同じパターンが、
 
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四川料理とか、
 
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タイ料理などなど。
 

なので、これを冬に食べてしまうと・・・?
そう、ちょっとゾゾッとしてしまうかも!
 

もちろん、季節の逆を行くのも、たまにはおつなもの。
ただそんなときは、ゾゾッとこないように、あったかい部屋で食べましょう。
 

「寒くて、温まりたいから」という目的で食べるのは、残念ながら不適切なのです。
 
 

■身体を温める料理とは
さて、暑い国で生まれたカレーが、うまいこと体温を下げてくれるってことは、
 

逆に、身体を温めてくれるエスニック料理というと、寒い国の料理なわけです。
日本でも、鍋料理と言えば北国のものが有名ですよね。
その北国より北の、ヨーロッパの国々には、体を温めるためのスープがたくさんあります。
 
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オックステイル・シチュー(イギリス)とか、
 
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ザワークラウトのスープ(ドイツ)とか、
 

で、極めつけは、
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極寒の地、ロシア! の、
 
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ボルシチ~!
 

ちなみにこの赤は、ビーツという野菜の色。
唐辛子の色じゃありません。
 

ご覧のとおり、寒い国の煮込み料理には、唐辛子は入っていないのですね。
だって唐辛子を入れてしまうと、汗をかき、結局、さらに体温が下がってしまうから。
 

唐辛子を入れない、具だくさんの煮込み料理は、体温をじっくりと上げ、長い間維持してくれるのです。
結果、体はぽかぽかに。
 

特にボルシチについては、以前、あるバラエティで、
「数あるスープの中でボルシチがもっとも長い時間体温を上げ続けた」みたいな実験結果を見た覚えがあります。

それについて調べても出てこないので、断言はできないのですが。
 

「寒くて、温まりたいから」という目的で食べるなら、このような料理が適しています。
 
 

■エスニック料理が好きな方へ
エスニック料理は、今や、いたるところにあります。
その、和食にはない刺激的な味に、わたしたちははまってしまいます。
 

中には、毎日のように特定のエスニック料理を食べるという人もいます。
 

しかし、前述のように、暑さや寒さひとつをとっても、それぞれの地域が持つニーズは違い、
そのニーズの中で発展してきた料理の持つ健康効果も、まったく違います。
 

例えば、冬の日本で、インドカレーを食べるということは、
あなたの身体の一部分に、まったく違う絵柄のパズルのピースをはめ込むような行為です。
 

それが、いけないというわけではありません。
自覚的であれば。
スペシャルなイベントであれば。
 

ただそれが毎日になると、いつか体に不調が出てくるかもしれません。
 

ですから、あるエスニック料理にはまりそうなときは、その料理がどんな国のものなのか、まず知ってみましょう。
 

その国を知って、その料理を味わう、
それがエスニック料理の最高の楽しみ方じゃないかなと、私は思います。

 

これを書いてたら、ボルシチ食べてみたくなったけど、
 
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今日は白菜が安かったので、我が国のソウルフード、お鍋を作ることにします!




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