あまに油入り〇〇・・・の落とし穴。後編

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2017年7月15日 土曜日

あまに油入り〇〇・・・の落とし穴。後編

●前篇はこちら
 
■あまに油が入っていても。
(以下、図解は佐々木著のキンドル本より)
 
まずこちらが、アレルギーの人の体内の、油のバランス。
 
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ここまで行かないにしても、現代日本人の油のシーソーは、たいてい、リノール酸が重い。
このことが、現代病の蔓延のおおきな要因となっています。
 
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このシーソーをフラットにするには、どうしたらいいか。
もちろん、リノール酸を軽くして、善玉の油をもっと載せればよい。
 
しかし、リノール酸はほとんどあらゆる素材に入っています。
 
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なんと、普通に食事をしているだけで、素材から、一日の必要量はだいたい取れてしまう。
 
しかも、リノール酸は、体内で、非常に強くて速い!
 

身体の免疫をつかさどるマスト細胞では、常に、二つの油が椅子取り合戦を繰り広げています。
では、ふたつの油を一緒にとったら、どうなるか。
 
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強くて速いリノール酸は、善玉の油に押し勝ってしまうのです。
 

これでは、魚(善玉の油)を食べていても、シーソーは動きません。
 

このアジフライを食べたときと同じことが、植物油入りの「あまに油入り〇〇」を食べたときの体内で、起こると言っていいわけです。
 

しかも、あまに油には、魚油よりリノール酸が多く含まれています。
また、「これはあまに油のだから大丈夫だ」という油断で、その食品の摂取量は多くなることが予想されます。
 

そうなると結局、善玉油の健康効果そのものは、さほど期待できないでしょう。
逆に、その食品を買わない場合よりも、結果的に多くのリノール酸を摂取してしまうことだって、あるかもしれません。
そうなっては、本末転倒ですね。
 
 

■油習慣のススメ。
商品名や、キャッチコピーが持つ、イメージの力は強力で、私たちはついつい、引き込まれてしまいます。
「あまに油入り〇〇で健康生活」なんて、ぐっときますよね。
うんうん。常におうちにストックしたくなってくる。
 

だけど、忘れないでください。
 

油のバランスを整えることにおいて、まず第一にやるべきことはリノール酸を徹底的に減らすことです。
そして、魚中心の和食にすること
そのようにして魚油をとれば、DHAとEPAはしっかりマスト細胞に入ってくれるでしょう。
 
これができていれば、あまに油は必需品ではありません。
もちろん、DHA入りの加工食品もです。
 
あまに油は、たまに油を使いたくなったとき、使う。
そのぐらいの使用頻度がちょうどいいのではないかと思います。
(または、バターかラードをお勧めします)
 

あとはですね、たまには外食で羽目を外すことですヽ(^o^)丿!
夏祭りにはお好み焼きとたこ焼き食べるぞ~!
 
 




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