玄米はヘルシーだ(仮)。

玄米はヘルシーだ(仮)。

マンガ『玄米は古い食べ方? 弥生時代編』、いかがでしたか。
 
今回ふれた、「イメージ」というもの。
これに、私たちは日々、向き合っています。
 
たとえば、子供が新学期を迎えた関係で、新しく知りあった人。
 
まず、第一印象をもって、今後の付き合い方を考えますね。
そのイメージは、実際の付き合いの中で、強まったり、アレー違った、なんて思いながら、変わってゆくものです。
 
こういったイメージは、人間関係をスムーズにする、大切なものだと言えるでしょう。
 
一方、メディアが発信するイメージ、というやつがありますね。
もちろん、それも私たちの生活に活気を与えてくれるものです。
しかしこちらは、場合によっては、ちょっと注意が必要だと、私は思います。
 
なぜならそれは、「イメージ戦略」って言葉があるように、受け手に特定のイメージを植え付けるプロが仕掛けている、すっごく強力なものだから。
 
それは、言葉でダイレクトにあらわされるとは限りません。
写真でとか、映像でとか、色でとか、音楽でとか・・・。
 
文字以外のでイメージ情報は、警戒されにくいけれど、受け手の無意識の部分に働きかけます。
そのイメージはストーリーをもって、受け手の「感情」を左右します。
 
さらに、「子供のために」「母として・・・」みたいなニュアンスをもつメッセージには、特に注意が必要だと、私は考えています。
どうしてかというと、それはつまりこう言ってるから↓
「考えなくてもわかるでしょう? あなたがスバラシイ母親なら。」
 
・・・いやいや、だめでしょ! 考えなくちゃ!
 
そして、玄米にまつわるイメージとは、こういう「スバラシイ母親」イメージと一緒になってることが多い。
 
玄米っていうと、ヘルシーで、伝統食で、栄養がたっぷり。
玄米食を取り入れているママ、っていうと、インテリで、理論に芯が通っていて、日本の伝統を大切にしていて、家族みんなが病気知らず・・・みたいなかんじ。
 
 
今回のマンガでは、まず、このイメージのすべてに(仮)印をつけてみました。
それらをいったん、横におく。
そして、各時代の、玄米食にまつわる、一次、または二次資料をさがして読み込んで、じっと、耳を澄ましてみると。
 
いやー、つぎつぎに、おもしろい話が聞こえてくるのです・・・。
 
 
誰かがつくったイメージのストーリーに乗るのは、ラクですよね。
いっぽう、自分で調べるのは大変。
うまくいかないことも多いし、見当違いのほうに行っちゃったりするし、無駄骨するし・・・。
 
けれど、たとえうまくいかなくても、やってみようかなと思うだけでも、そういう姿勢は大切だと思います。
誰かが作ったイメージとの間に距離ができ、まともに煽られにくくなるからです。
 
そして、ひとさまが作ったストーリーが渦巻く現代社会において、そんな試みをするのは、ある意味ものすごく贅沢なことなんじゃないかなー・・・と、私はひそかに思うのであります。
 
 
それでは、次回、戦国時代編まで、しばらくお待ちください。




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