詐欺師と呼ばれた男。

詐欺師と呼ばれた男。

「ねえ、って人、詐欺師みたいだよ?」

 

先日、知人が電話で、そんな忠告をしてくれました。
聞けば、という名前を検索しようとしたら、予測変換に「詐欺」と出たらしい。

 

はいはい、オーケー、待ってました。

 

先ほどの漫画のコメントに伊藤さんがはって下さった動画をどうぞ。
私なんかの言葉より、雄弁でしょう。
(自分のアトピーを自由自在に操る詐欺師、である可能性は残ったままですが。笑)


 

伊藤さんはおっしゃいます。
「アトピーが治らないという常識を信じている人は、私を詐欺師扱いするでしょう」
これまで、誤解を受けたり、中傷されたり、いやな思いもされてきたそうです。

 

とはいえ、私は、「常識なんか嘘っぱちなのに・・・」と、言いたいわけではありません。
常識とは、言ってみれば、大多数の人間が信じている世の中のことわりです。
それはいつの世も必要に応じて形を変えながら、その時代を生きる人に寄り添ってきたわけです。

 

だから「アトピーは治らない」という常識は、ある時代においてメリットがあったのだろうと、私は思います。
たとえばそれが「本当の問題を表面化させない」という、きわめて消極的なメリットだったとしても。

 

それから、意外に思われるかもしれませんが、私はアトピーを根本的に治せない現代の一般的な医療に対し、怒りをつのらせているわけではありません。

 

周辺の巨大な企業を巻き込んで、一度それとして固定した治療のシステムは、そこにかかわる多くの人の生活を支えているわけで、そのシステムが「維持されること」がまず期待されることは、十分理解できるからです。

 

ただ、どちらも、そろそろ限界ではないかな、とは感じています。

 

つまり、医師たちが長い間語ってきたアトピーの常識、すなわち
「アトピーの原因は多岐にわたり、特定は困難だが、薬で症状を抑えながら、気長に様子を見れば、よくならないわけではない、かもしれない」

という、曖昧、かつ不明瞭な説明によって、患者が納得し、社会がそれなりにうまくまわっていた時代は、終わりが近いのではないか、と。

 

なぜなら、発症が激増、低年齢化し、症状は重症化、難治化の一途をたどる中で、患者、あるいは患者予備軍の不安を、社会が抑えきれなくなってきているように、私は感じるからです。

 

そして、もし、常識が「アトピーは治せる」にひっくり返るときが近いなら、私はぜひ、氏に、その動きの中にいていただきたい。
そう思って、伊藤さんに協力していただき、この漫画を描きました。

 

なぜなら、伊藤さんは私の調べた限り、アレルギーという領域において「最強の一般人」だからです。
医療従事者ではなくても、その気になれば、データを集め、分析し、自分のなかの「偏り」に気づき、主体的に健康への道を歩むことができる。
伊藤さんは、そのモデルケースです。

 

私たち母親は、伊藤さんがそうなさったように、自らの生活をかえりみ、食事の本質を思い出すとともに、わが子の体の声を聴き、その健康を管理するのだという、病院に預けがちになってしまっている権利と自信を取り戻すべきだと、私は思っています。




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