お菓子の食べ過ぎ、量はどこから?

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2018年8月9日 木曜日

お菓子の食べ過ぎ、量はどこから?

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 

 
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さて、前回「4 お菓子を食べすぎるとどうなるの?」までは、
現代の子どもがお菓子をどうしても食べすぎてしまう理由として、
 
 

1「子どもにお菓子をあげる」ことは「善」である。
2 誰も「お菓子を食べすぎるとどうなるか?」を知らない。
3 誰も「お菓子の食べすぎ、量はどこから?」を知らない。

 
上記の三つを上げたうえで、1と2について解説しましたが、
今日はさらに、「3 誰も『お菓子の食べすぎ、量はどこから?』を知らない。」について解説いたします。
 

 

■誰も「一日の上限」を知らない
だから、話がおおげさじゃない?
そもそも、お菓子を食べすぎていなければ、問題はないんでしょ?

 

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うちは、午前中はこんな感じで、
 
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午後はこれ。あ、ひと箱じゃなくて、私と半分こね。
・・・ね、たいしたことないでしょ?

 

ふむふむ。ママさんには、
「それぐらいなら大丈夫だ、子供の健康に影響しないだろう」
という感覚があるわけですね。確かに一般的な感覚だと思います。
 

では、この一日分のおやつに、どれぐらいの油と砂糖が入っているか、見てみましょう。
 
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このおやつで摂ることになる油と砂糖の量は・・・
↓↓↓↓↓↓
 
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油 大さじ2.15杯(25.9g)
砂糖 少なくとも、角砂糖10.04個(37.5g)

 
これを多いと感じるか、少ないと感じるかは人それぞれだと思いますが、
問題は、おそらくほとんどのママさんが、お菓子の摂り過ぎに気をつけていると言いつつも、
こんなふうに油と砂糖の量をチェックしたことはない、ということです。
 
 
■上限の目安を知ろう
上記の量が多いか少ないかを知るには、
まず、お子さんが健康でいるために一日に撮れる油と砂糖の量、を知る必要があります。
 
これを知らない限り、「お菓子の食べすぎ」を防ぐことはできません。
 
モデルは五歳の男の子(一日の必要カロリー1300Kcal)とします。
 
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このモデルに比べて、女性はカロリーがちょっと少なめ、そして成人男性はこのちょうど二倍ぐらい。お子さんの年齢、性別を考慮に入れて読んでくださいね。
 
この子が、健康でいるために、1日に摂れる油と砂糖の量は、
↓↓↓↓↓
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油:大さじ三杯(36g)ぐらい(参考資料:「日本人の食事摂取基準」
砂糖:角砂糖4.4個(16.3g)ぐらい(参考資料:WHO「2015年の砂糖摂取量に関する新しいガイドライン」

 
どうでしょう。
意外と少ない、と感じたのではないでしょうか。
 
確かに、少ない!
今日のおやつじゃ、砂糖なんか、二倍以上取っちゃってるってことか。
 
じゃあ、もうちょっと小さい袋とかにした方がいいみたい・・・。

 
だけど、油についてはちょっと余裕がありそうだから・・・、
 
 

■「一日トータル」の意味

ちょっと待って、ママさん、
大切なことを忘れていますよ。
 

お子さんにとって、おやつは、オプション。
その前に、三度の食事がありますよね。
 

ママさん、そこにも、油と砂糖を使いますよね? 
ママさんが使わなくても、使う調味料に、入っていますよね?
 

たとえば、こんな感じの、おいしそうな三食を食べたとします。
 
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すると、お子さんは、
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油:大さじ三杯(36g)ぐらい(参考資料:「日本人の食事摂取基準」
砂糖:角砂糖4.4個(16.3g)ぐらい(参考資料:WHO「2015年の砂糖摂取量に関する新しいガイドライン」

↑↑↑↑↑
油と砂糖を、これぐらい、またはそれ以上、とってしまうのです。
 
・・・ちょっと待って、
じゃあ、お菓子をまったく食べさせられないってこと?

 
はい、お勧めできないということです。
お子さんが、油と砂糖が主原料のお菓子を食べる余地は、そもそも、ないにひとしいのです。

 
もし、お子さんの健康に気遣いつつ、お菓子を食べさせたいのならば、
まず、普段の食事内容を見直し、油と砂糖の摂取を減らし、お菓子を食べる余地を生み出すことが必要なのです。
 
 

そんなことを承知で、子どもにお菓子を与えている人が、どれだけいるでしょうか。
 
このことは、煙草が、最初の一本目から「百害あって一利なし」と広く認識されていることと、対照的です。
 
煙草と違う、お菓子の怖いところ、
それは、油と砂糖が、普段の食事の中にも大量に入り込みがちで、しかもそれが見えにくい、ということなんです。
 
次回は、最終回、「6 終わりに 公園と、煙草と、お菓子。」
公園のお話の続きです。




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