母親Sを味方につけるには。(T・Tさん 30代男性 重症アトピー) 

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2018年1月3日 水曜日

母親Sを味方につけるには。(T・Tさん 30代男性 重症アトピー) 

 
■改善前、改善後。
(beforeの写真は、これでも、症状が改善し始めてからのものだそう)
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私と映っているのは、従姉のあっこちゃんと旦那様のT・Tさん。
重症アトピーだったご主人、T・Tさんと、
ご主人を食事療法で完治に導いた奥様、あっこちゃん!
 
さて、旦那さんの食事を変えることに抵抗したのは、旦那さんではなく、誰だったのか?
 
 

■母親Sの理解、という壁
「旦那は、食餌療法に素直に従ったよ。
 
むしろ、苦労したのは、
私の母と、旦那のお母さんの理解を得ることだったんだ」
 

「えっ、あっこちゃん、そこまでやったの!」
 

「だってさ! 
それぞれの実家に帰省すると、そういう料理が出てくるじゃん!
 
それを食べなきゃいけない。
それを食べてる旦那を見なきゃいけない。
 
そっちの方が苦しかったからさあ」
 
「だって、あっこちゃんのおかーさん(私の母の姉)、看護師さんじゃん!!!
医療関係の人は特に、食餌療法みたいな正式じゃないやり方には、いい顔しないでしょう。

 
それに、旦那さんのお母さんは、ジャンクフード好きの旦那さんを育てた人なわけだから、やっぱり食卓に多少の問題があるわけだよね?」
 
「うん。
もちろん、どっちも、最初は信じてくれなかったよ。
『わー、この子なんか変なこと言いだした・・・』みたいな目で見られたよ(笑)」
 
「わかるよ~(笑)。
 
『油が原因? ハァ?』『変な宗教?』みたいなカンジだよね。
説明しようとすればするほど、変な目で見られるんだよね~」

 
 
■食事療法に孤独は付きものだ。
「・・・でもさー、私、それも無理ないと思うんだよね。
 
だって、その理論を受け入れるってことは、
それまでのその人の食生活を否定するってこと
になるわけじゃん?
 
それは正直、私自身もつらかったよ。
それまで、けっこうきっちり料理やってたつもりだったから。
 
『栄養バランスもいい!
タンパク質の単位もちゃんと取ってる!』
 って自信があったから。」
 
「うん。
ちなみに私もそうだった。
そういうママさんは多いと思うよ。
 

それでも、アレルギーは発症するんだよね。」
 
「もう、いい嫁のプライドはずたずたさ!
 
だけどそのままやってたら、旦那がぼろぼろになってく。
だから変わるしかないし、周りにも訴えていくしかなかった。
 
『これじゃダメなんだ!』 って。」
 
「家族のアレルギーをよくするために、ママが通る道だよね。
周りの人たちとぶつかったり、気まずくなっちゃったりって時期が必ずある。

 
でも、私あっこちゃんも、旦那が協力的だったっていうのは、何よりの救いだったよね。」
 
 
■アレルギー科の先生が味方した!
「それで、二人の理解をどう得たの?」
 
「うん、
実は、わたしを見かねたうちの母が、私たち夫婦をある病院に紹介したの。
そこは、アレルギー専門の、母の信頼する先生の病院だったのね。
 
まあ『ちゃんとしたところで見てもらいなさい』ってことだよね(笑)」
 
「で?」
 
「で、そこを受診して、旦那の症状についていろいろ話していたら、
先生が、そこにあった本をささっとコピーしてきて、参考にって、渡してくれたの。
 
その本って、お医者さんが参考にする、アレルギーについての指導書みたいなのだよ。
 
そこにはなんと、
油と症状の関係についてしっかり書かれていたんだよ!」
 
「おおー! マジで! すごい!」
 
「もうそのときは、内心踊りだしたい心境よね。
『それ見たことか! 証拠ゲットー!!!』てな感じよ!!」
 
「やったね!
それを見せることで、理解が得られた?」

 
「うん。
アレルギー科の先生がくれた資料だから、信憑性があったみたい。
 
それから、母は一番の味方になってくれた。
魚をたくさん送ってくれたり、魚料理のレシピを一緒に考えてくれたりしたよ。
 
そしてお義母さんも、私たちに出す料理や、お土産がかわっていった。
それに、自分の食生活も、すこし見直すようになったみたい」
 
「よかったねえ。
 
うーん、やっぱり、
周りの理解を得たいときは、わたしたち当事者が、いっしょうけんめい説明する、のはやめたほうがいいんだろうね。

 
むしろ、そういう本にしろ、永田先生の本にしろ、ついっと渡して、
『これ、私は納得したんだけど、あなたもよかったら読んで、意見聞かせてくれたらうれしいな!』
みたいな、スマートなほうがいいのかも」

 
(あっこちゃんがコピーをもらった油と症状の関係について書かれた本についてはこちら。
周囲の理解が得られず悩んでいる方は、利用してみるといいかも。)
 
 
「じゃあそこからは、スムーズに食生活を変えられたんだ?」
 
「いや、それがまだ、大きな問題があったのよ~」
 
「え、旦那さんが魚苦手とか?」
 
「旦那じゃなくて、私!
魚ってキモチ悪くて触れないし、生臭いから苦手なんだよー!
 
「なにー!」
 
魚嫌いの魚生活。に続く




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