子供が勉強してくれない! ときは。

子供が勉強してくれない! ときは。

息子Pが小学校に入学して、はや半年。
 

あいうえお・・・、をたどたどしく書いていたと思ったら、もう「山」とか「目」とか、漢字の学習が始まっております。
はやいものだねえ、なんて会話を、Pの友達のママさんとしてたとき。
 

「でも実はうちの娘、カタカナあたりから、完璧にはできてない感じでさあ。
教えようと思っても、すぐ飽きたり諦めちゃって、長い時間勉強できないの。
 
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集中力がないんだよね」
 

「うーん、そうかあ・・・」
 

「でもさ、佐々木さんとこのP君は、集中力あるよね。
一日中プラモデル作ってるって言ってたじゃん?」
 

「あー、そうだね。漢字の取説読めなくても、試行錯誤して仕上げちゃうね」
 

「いいなー、ねえ、どうやったら集中力つくの?」
 

そこで、わたくし、歌いました、
 

「さかなさかなさかな~、さかな~を~食べ~ると~!」
 
 

■魚を食べると頭がよくなる?
「その歌知ってる~(笑)!
 
え~? 魚を食べると頭がよくなるって、ほんとなの?」
 

「まあまあ聞いてよ、
 

お魚には、DHAが豊富ってよく聞くでしょ?
DHAは、脳の神経シナプスの密度を上げて、神経伝達物質のはたらきをよくしてくれることがわかってるんだ。」
 
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「・・・はい?」
 

「たとえるならば、
DHAたっぷりの脳は、反応のいいパソコンみたいな感じ。
何かを調べたいときにさくさく検索したり、情報処理したりできる!
 

「へえー、そうなんだ?
そうか、仕事の能率が上がるわけね。
 

じゃあ、神経ナントカが足りないと、反応が悪いパソコンみたいな感じ?」
 

「それか、かなり旧世代のパソコン使ってるって感じかな」
 

「ああ、そりゃ考えただけでいらつくわー!」
 

「でしょ、
だから子供には、環境設定を万全にした、高性能なパソコンを与えてやりたいよね。
私たち大人以上に、日々、あたらしい膨大な情報を処理しているんだもん」
 

「うんうん、そうだね。
 
じゃあ、脳の性能をよくするためには、とにかく魚を食べさせろってことか。
で、具体的にどんな魚がいいの?」
 

「DHAが一番多く含まれているのは、青背のお魚。
とか、秋刀魚とか、とか、身体が青くて光ってるやつ。」
 
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「ふむふむ、わかった!
よし、じゃあ今日は鰯を買って帰る!
で、カラッと揚げて、レモン汁で食べるよ!」
 

ちょっと待ったー!
 
 

■まず、植物油を減らすこと。
「残念ながら、フライはお勧めできないんだ」
 

「えっ、なんで?」
 

「揚げ油の成分が、魚のDHAの働きの邪魔をしてしまうから。
 

揚げ油はサラダ油だよね。
サラダ油の主成分は、リノール酸というんだけど、
リノール酸とDHAは、いつも、私たちの体の細胞のなかで場所取り争いしてるんだ」
 

「細胞内で場所取り争い? おなじ、油同士が?」
 

「そう。
『油』は『油』なんだけど、リノール酸とDHAははたらきが全然違うの。
 

で、特に激しい戦いが行われているのは、脳なんだ。
っていうのは、実は、脳の60%は油でできているから」
 
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「ええっ、そうなの? 知らなかった!
 

でも確かに、なんというか、脳って表面がつるっ、ぬるっとしてるよね・・・」
 

「そうだね。
 

で、DHAとリノール酸、実はかけっこは、リノール酸の方がはやいの。
だから、ふたつが一緒にスタートダッシュすると、リノール酸が押し勝っちゃう!」
 

「えー、そうなると、どうなるの?」
 

「脳の油の割合のうち、DHAのしめる割合が低まれば低まるほど、パソコンの性能が落ちていくカンジ。
そして、リノール酸が多すぎると、情報伝達がうまくいかなくてショートしやすくなる!
 

ひらたく言うとキレやすくなるってことだね」
 
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「えー、それってもう勉強どころじゃないよね」
 

「そうだね。
でも実際、現代っ子の脳はリノール酸の占める割合が高くなっているんだ。
神経伝達がうまくいってない脳で、必死で勉強している子供がたくさんいるってことなのよ・・・。」
 
「それすごいかわいそう・・・」
 
「でしょ?
だから、DHAは確実に脳に届ける食べ方をしなきゃならないってこと!」
 

「わかった!
つまり、魚を食べるときは、リノール酸・・・サラダ油を料理に使うなということか。」
 
「サラダ油だけじゃなくて、植物油全般ね。
 
つまり、食事は、魚を中心にした、ノンオイルの和食が最適なんだ」
 
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「そーか、
魚を一皿増やせばいい、って話じゃないんだね~。
 
・・・わかった! じゃあ今日のメインは鰯の塩焼きにするよ!」
 

「それがいいね!」
 
 

■脳力は、子供への最上の贈り物。
こんな感じの会話を、ママさんたちとよくします。
食事をきっちり変えたママさんからは、お子さんが落ち着いた、というお知らせを受けることがあります。
 

担任の先生に「急に静かになったけど、どこか悪いのか」と心配された小学生のお子さんもいました。
本人は、授業に集中できるようになっただけなんですけどね。
(ついでに言うと、ママさん自身のイライラが消えて、子供を叱らなくなったんです、というご報告が多いです。)
 
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子供の勉強については、確かに、よい教材をそろえることも、必要でしょう。
塾に行かせたり、学習環境を整えてやることも、有効かもしれません。
 

しかし、その前にまず、本人のコンディションを整えてやること。
それでこそ、その後の環境づくりが生きてくるというものです。
 

食事で、子供の身体は変わります。
ママさんは食事を変えることで、お子さんに、集中力や、忍耐力や、記憶力をプレゼントすることができます。
 
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それは学びという道を歩き出す子供たちへの、最良の贈り物となるはずです。




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